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荒井氏事務所費問題「辞任に値する」 自民・石破政調会長(産経新聞)

 自民党の石破茂政調会長は9日午前の記者会見で、荒井聡国家戦略担当相の政治団体が、都内のマンションの知人宅を実態のない事務所として総務省に届け、事務所費を架空計上したとされる問題について「当然、辞任に値する。自ら辞するべきだし、(菅直人首相の)任命責任も当然問われるべきだ」と述べた。

 また「かつて松岡利勝、赤城徳彦両元農水相が追及されたときと本質的には同じだ。『政治とカネ』に対する認識がきわめて不足している。『政治とカネ』に決別するなら、政治にかかった金をきちんと国民に明らかにすることだ」とも指摘した。

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偽一万円札使用容疑で男逮捕=7都県で153枚発見―警視庁など(時事通信)

 特徴の似た偽一万円札が1都6県で見つかった事件で、警視庁捜査2課や群馬埼玉両県警などは6日、千葉県八街市で偽一万円札2枚を使ったとして、偽造通貨行使容疑で名古屋市中区丸の内、風俗店従業員平川裕太容疑者(24)を逮捕した。同課によると、容疑を認めている。
 同課は3月、埼玉県熊谷市のクレープ店で偽札2枚を使ったとして、無職本多一善被告(24)=起訴=を逮捕。偽造グループが同被告らに偽札約200枚を渡し使わせていたとみて調べている。
 同課によると、類似の偽一万円札が1月から2月にかけ計153枚見つかっているという。 

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雑記帳 高知の啄木と父の歌碑、岩手知事が初訪問(毎日新聞)

 達増(たっそ)拓也・岩手県知事が28日、高知市にある同県出身の歌人、石川啄木とその父一禎(いってい)の歌碑を初めて訪れ、高知と啄木にちなんだ短歌を詠んだ。

 一禎は晩年を同市で過ごした。歌碑は、市民有志が昨年9月、寄付を集めて建立。この縁で両県が交流を深めている。同市では人物展「龍馬と啄木展」も開かれており、達増知事の訪問につながった。

 ホームページに自作の短歌を載せるなど、普段から歌をたしなむ達増知事。坂本龍馬も歌好きだったといい、大物2人の前で披露した知事の心境やいかに。【千脇康平】

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普天間で知事会議、訓練分散など期待…沖縄知事(読売新聞)

 沖縄県の仲井真弘多知事は14日の定例記者会見で、鳩山首相の要請により米軍普天間飛行場移設問題に関する緊急の全国知事会議が開かれることについて「政府が沖縄県の基地負担軽減について、各県に話をすることは大変意義深いことだ」と評価した。

 普天間飛行場の県外移設や、本土への訓練の分散移転などに期待を示したものだ。

 知事会議は今月27日に開かれる予定。鳩山首相は同会議で全国の知事に対し、沖縄の米軍基地の負担軽減策への協力を要請し、訓練移転などについて知事らに理解を求めるとみられる。

 仲井真知事はこれまで、「沖縄県には在日米軍施設の75%が集中している。過重な基地負担の軽減が必要」などと政府に繰り返し求めてきた。このため、知事会議で米軍基地問題が主要議題になることを歓迎している。

 一方、山口県の二井関成知事は14日の定例記者会見で、普天間飛行場の負担分散について「地方公共団体がすべて反対すれば国の防衛政策が成り立たない。協議に応じる姿勢は大事」としたうえで、「既に(沖縄の負担軽減に)応じており、これ以上の負担には応じられない」と県内への訓練受け入れについては否定した。

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JAC機、前脚出ず引き返し=手動操作し緊急着陸−鹿児島(時事通信)

 12日午後3時半ごろ、鹿児島県の種子島空港に着陸しようとしていた鹿児島空港発の日本エアコミューター(JAC)3771便(サーブ340B型機)の前脚が出なくなった。同便は引き返し、手動で前脚を出した後、午後4時35分ごろ鹿児島空港に緊急着陸した。乗員乗客40人にけがはなかった。
 国土交通省によると、鹿児島空港の滑走路は約10分間閉鎖された。同社は折り返しの1便と鹿児島−高松を往復する2便の計3便を欠航した。 

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<裁判員制度>東京高裁「合憲」 初の憲法判断(毎日新聞)

 裁判員制度の違憲性が争われた刑事裁判の控訴審判決で、東京高裁(小西秀宣裁判長)は22日、「憲法は裁判官以外の者を下級裁判所の構成員とすることを禁じておらず、国民の参加した裁判を許容している」と合憲判断を示した。そのうえで、殺人罪に問われた中国籍の整体師、付佳男(ふかなん)被告(26)を懲役18年とした裁判員裁判の1審・宇都宮地裁判決(09年12月)を支持し、被告側の控訴を棄却した。高裁が裁判員制度の憲法判断を示すのは初めて。

 控訴審で弁護側は裁判員制度について「くじで選ばれる裁判員は裁判官のような身分保障がなく、マスコミ情報で予断を持つ危険性がある」などと述べ、憲法32条が保障する「裁判所で裁判を受ける権利」や37条の「公平な裁判所の公開裁判を受ける権利」を侵害して違憲と主張し、1審判決の破棄を求めた。

 これに対し検察側は「裁判員の不選任請求など公平性は担保されており、裁判官が評議に加わるため適正な判断が期待できる」として、憲法上の問題はないと反論した。

 裁判員制度に反対する学者からは「一般人である裁判員が加わった裁判所は、憲法の『公平な裁判所』とは言えない」との見解が示されている。

 高裁判決によると、付被告は09年3月9日、千葉県御宿町の知人の中国人男性(当時30歳)方で男性の胸を包丁で刺し殺害、遺体を栃木県那須塩原市に遺棄した。1審の弁護人は制度の違憲性を主張していなかった。【伊藤直孝】

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<岡田外相>米大使との会談 首相に普天間問題で内容を報告(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は10日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、ルース米駐日大使と9日に会談した岡田克也外相から首相公邸で報告を受けた。岡田氏は記者団に「私とルース大使との間でまだやりとりがしばらくあると思う」と述べ、日米政府間の実務者協議に入る段階ではないとの認識を示した。12日からの核安全保障サミットに出席する鳩山首相とオバマ米大統領との非公式会談についても「(移設問題の)中身の話をするとはまったく想定してない」と述べた。

 政府は移設先として徳之島(鹿児島県)を軸に調整する方針だが、米国領サイパン、テニアン島への移設を主張している社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)は10日、宮崎市で記者会見し、徳之島について「地元の反対も強いので難しいと思う」と述べた。【吉永康朗、石田宗久】

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幼稚な自己顕示…投稿動画から「最速走り屋」逮捕(産経新聞)

【衝撃事件の核心】

 「スピード違反は現行犯でなければ捕まらないと思っていた…」。制限速度を138キロ超える時速188キロで大型バイクを運転したとして道交法違反(速度超過)容疑で今年3月、和歌山県警に逮捕、起訴された会社員の男(43)はこう漏らしたという。逮捕の決め手は、インターネット動画サイトに投稿された暴走映像。国道371号(元高野龍神スカイライン)で昨年8月16日、大型バイクで爆走する様子がはっきりと映し出されていた。動画解析による逮捕は全国初だ。「最速」とうたわれ、高野龍神スカイラインを知り尽くしていたはずの男を追いこんだものとは−。(池田美緒)

  [フォト]サイトに投稿された暴走動画の一部

 ■私が誰より一番♪

 高野龍神スカイラインは、和歌山県高野町と田辺市を結ぶ42・7キロの区間。平成15年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録に合わせ無料化された。景観に優れて渋滞も少なく、ツーリング客が多い一方で、“走り屋”たちにも人気のルートだ。ほぼ中間地点にあるごまさんスカイタワーの駐車場には週末、50〜60台の単車が集う。

 「龍神最速のカタナ乗り」「龍神の主、ラムちゃん」

 走り屋の間で、男はそう呼ばれていた。愛車はスズキの750cc、カタナ。「ラムちゃん」とは、高橋留美子さんの人気漫画「うる星やつら」のヒロインのこと。男が若いころ、ヘルメットに張っていたシールが由来という。20年来男の右に出る者がない“伝説的存在”で、地元の交番にさえその名が知られていた。

 「スピードに恐怖心を覚えたことはない」と男。単車好きで16歳で免許を取得し、「龍神最速になるのが夢で腕を磨いた」という。走り尽くした道ゆえ、カーブの数はもちろん、警察が取り締まりやすいポイントも把握していた。「速度違反は現行犯でなきゃ捕まらない。捕まるかもと思ったことはなかった」という。

 昨年8月16日朝。男は走り屋仲間のスズキのハヤブサ(1300cc)にまたがった。時速300キロ近くまで出せる海外輸出用のバイクだ。

 「持ち主が出せないようなスピードで走ってみんなを驚かせよう」。地面すれすれに車体を倒し、飛ぶように車を抜き去っていく。その様子をボディーにいつも取り付けられていたビデオカメラは目撃した。

 「ラムちゃんの走りがあんまりすごかったから…」。インターネットサイトに動画を投稿したハヤブサの持ち主はこう話したという。しかし、走り屋仲間のうらやむ“技”は一般市民にとっては“凶器”でしかないことが、男たちには分からなかった。

 ■意地の捜査

 県警には昨年6月ごろから、サイトに投稿されたさまざまな暴走映像を見た人からの通報が寄せられていた。「危ない」、「単車のイメージダウンにつながる。取り締まってほしい」と、ツーリング客からの悲痛な叫びも。投稿された男の動画には、賛否両論500件ほどの書き込みが寄せられていた。

 高野龍神スカイラインの違反ライダーは、県警にとっても悩みの種だった。速度超過は違反時の速度を計測しなければならないため現行犯逮捕が一般的。しかし、超高速のライダーを追跡すれば事故を誘発しかねない。レーダーを設置したりパトカーや白バイで警戒したりしても、情報の早い地元ライダーには裏をかかれてしまう。

 だからこそ動画はいわば動かぬ証拠。しかし、動画を解析できても運転者にまで行き当たるケースは少なく、前例もなかった。「和歌山県警の意地を見せてやろう」(当時の捜査幹部)。違反行為を堂々と公開されて見過ごすわけにはいかない。綱渡りのような細かな証拠集めが始まった。

 動画の出所を突き止め、科学警察研究所(千葉県)に鑑定を依頼。背景のぶれ方や道路標示の位置から約2カ月かけてスピードをはじき出した。目撃者の情報などから違反日時を特定。約半年間の捜査の末、運転していたのは動画の投稿者ではなく、「ラムちゃん」だったことが分かった。

 「小石を踏んでいたら死んでもおかしくない危険な運転。死ぬ前に逮捕されてよかったのでは」と別の県警幹部。時速188キロは、先日バンクーバー冬季五輪でリュージュの練習中にあった死亡事故当時の速度を45キロも上回る。一般観光客にも人気のルートを「死のサーキット」にするわけにはいかないのだ。

 ■単車はつらいよ

 ひとたび死のサーキットとなったルートの末路は険しい。暴走族やローリング族が問題となった昭和40〜60年ごろには、死亡事故が多発して二輪車走行禁止となった路線が全国にいくつもあった。日本二輪車協会によると、平成13年までに254カ所の主要な路線で二輪車走行禁止や制限措置がとられたという。

 関西では夜景や桜が美しい奈良県の信貴生駒スカイラインで昭和40年代後半、二輪車走行が全面禁止に。兵庫県の六甲山でも昭和59〜61年にかけ、神戸市道や裏六甲ドライブウェイなどで相次ぎ規制。裏六甲は平成15年から、乗用車も土日休日の深夜から明け方は通行禁止だ。

 関東では静岡県の伊豆スカイラインで近年、バイク事故が多発しており、規制が懸念されている。同県警と日本二輪車協会などが安全運転を呼びかけ、昨年はなんとか減少に転じた。同協会も「一部のマナーの悪い人のせいで行きたいところに行けなくなる。二輪離れにつながったらさびしい」とする。

 では、なぜ走り屋たちは公道をサーキットにするのだろうか。交通心理学を専門とする帝塚山大学心理福祉学部、蓮花一己教授(56)は「走りを人に見せて驚かせたいという自己顕示の思いが強く、危険をあまり考えない。インターネットで動画を公開するのも同じ感覚」と指摘する。さらに「仲間同士で集まるうち、スピード嗜好、車嗜好を深めて一般的な感覚とは離れていく傾向がある。反面、仲間がいなくなるとやめてしまう人も多い」という。それゆえにサーキットへの誘導や取り締まりなど、走らせない工夫が必要になってくる。

 一時の見栄や興奮が、大切な楽しみを奪うことは、龍神最速男の“悲劇”が示している。男は「大変なことをした。これからは安全運転をしたい」と肩を落としたという。

 男のこの覚悟が本物であることを祈る。

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